昨日、Apple Store Ginzaでオゾン監督のトークショーがありました!
仕事を「のっぴきならない事情」で一時中断し、いざー!
トークショー最中は撮影&録音禁止。
この席にオゾンが座りました。。。。(余韻だけ噛み締めて)
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司会進行役はTIFFの矢田部さん!
なので一時間という限られた時間でも、オゾンの生い立ちから最新作に至るまでという
かなりの密度の内容で、さらに安心して聞くことのできた充実した時間でした。
内容は後日Podcastにアップされるとのことで、今までほとんど使う機会がなかったアプリを終了後に何度もチェックしたり。。。
(こんなのデフォルトでついてたのね)
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トークショーの前にPodcastで見れる、と知らされていたので、今回はメモ取るよりもとことん凝視!
一応一部はメモしたんだけど、(オゾンに近い距離でみたのでちょっと恥ずかしさを感じドキドキして撮れなかったんだよ!)ミミズ書きどころかもうヒンディー語にしか見えない。
今年はユーキャンで速記でも習うかな。
そんなヒンディー語的殴り書きから、一部抜粋。
・小さい頃からスーパー8カメラで家族や親戚を撮っていた
親戚が両親を殺す作品をつくったり…
・子供の頃に「ドイツ零年」を見た(すごい子供だ)
・フランス国立映画学校「フェミス」への入学は必然的
・『まぼろし』はユーロスペースの堀越謙三氏に資金面で助けてもらった
・当時シャーロット・ランプリングはフランスでは「忘れられた人」的な存在だった
・リアリティを求めるために「掃除機をかけるような」(??⇒ここの表現が曖昧。あとで修正します)役づくりを彼女に頼んだ。
・『8人の女』は、「キャスティングが豪華すぎて女優たちの殺し合いになるだろう」という評判が、逆に彼女たちがオファーを引き受けてくれた
・彼女たちとは適切な距離を置いていたが、悪夢だった(笑)8つに引き裂かれたようだった
・オゾン監督は「同じような作風を繰り返さない」(という矢田部さんの分析)
・映画を作るうえでdésir(欲求)は大切。何年もかけてその作品をつくるから
・「Dans la maison」はヒッチコック作品のようだ、という矢田部さんの感想の一部から、自身をヒッチコックのカテゴリに分類するオゾン
・Q&Aで「海やプールなど”水”に関する作品が多いこと」について聞かれると「うん、泳ぐのが好きだからね!」と笑い、『まぼろし』での愛する人の「不在」を表現する上での海のシーンなどについて語る。
(考えてみれば『ぼくを葬る』で「自らの死」=「自身の不在」を映す最後のシーンでも海が印象的だわ)
子供を失い、その遺体が発見されないままの人が身近にいることを明かす。
「海やプールのシーンがあると、俳優の裸が撮れるのがいい(笑)」
「水について質問されるのは世界中で日本だけですね。海に囲まれた島国という特性からかもしれませんね」
・Q&Aでルイス・ブニュエル監督について聞かれたときに、彼の「Il faut filmer la réalité comme le rêve et le rêve comme la réalité」という言葉が好きだと答える
・フランスでは美少年はあまりウケがよくない。
だから「Dans la maison」のエルンスト・ウンハウワーが心配でしょうがない(笑)
…と、かなり端折りました。(間違ったメモ書きもあるでしょう…)
仕事のち映画祭。ぐあー、毎年思う。コピーロボット欲しい。